近世風俗志 - 隠居日録をamazonで検索したときに、「この商品を買った人は...」の所に耳嚢が出ていた。こちらは、上・中・下と三巻出ているようなのだが、amazon.co.jpにも楽天booksにもいまだに新品で在庫されている。出版から25年ぐらい経過しているのに、いまだに需要があるということなのだろうか。
amazonのページの内容に書かれているのは、
江戸中期に奉行職を歴任した根岸鎮衛(一七三七‐一八一五)が同僚や古老の話を書き留めた随筆集。猫が人に化けた話、安倍川餅の由来、塩漬にされた河童の事、都で欺かれた好色漢の話等々、珍談・奇談を満載した世間話の集大成。上巻には巻一~巻三を収録。
となっている。ここにある「都で欺かれた好色漢の話」だが、以下の所に書かれている話のようだ。
上のページでは「耳袋」となっているので、ピンとこなかったが、実際には耳嚢の上巻の巻之二「好色もの京都にて欺かれし事」の内容のようである。
上巻をパラパラとつまみ読みしてみたが、こちらの方はあまり面白くはなかった。