Ghost in the shell(2017)を見てきた。日本語吹き替えで見ようと思って探してみると、殆ど3Dか4Dで、都内ではあまりなかった。わざわざ錦糸町まで行く羽目になった。
昨日、久しぶりに押井監督版のghost in the shell/攻殻機動隊(1995)を見たのだが、実はこれは「押井守INTRODUCTION」の中の一枚。多分買ったはいいけれど、昨日までghost in the shell/攻殻機動隊(1995)は見ていなかったのではなかろうか?なぜなら、これには特典映像のメイキングは収録されていて、こちらは確実に初見だった。しかも、そちらの内容が割と面白かった。ghost in the shell/攻殻機動隊(1995)は最初LD版を多分発売直後に買って、見たのだが、それには特典映像は収録されていなかった。
さて、2017の映画だが、例によってShanghai film groupとかHuahua mediaとかが出資しているようで、以下で、押井監督が言ってるように中国資本なくしては映画製作は成り立たないのだろうか。
映画はコミックの世界観を借りてきて、ghost in the shell/攻殻機動隊(1995)から印象的なシーンを持ってきた感じだ。押井監督もさんざん言っているが、すべての映画はコピーなのだからそれはそれでいいのだろう。それと、やはりブレードランナーの影響は偉大で、あの作品がのちの映画に与えた影響は大きい。町中に広告があふれているのはあの作品からのコピーだ。ストリーは新たな素子(作中ではミア・キリアン)の誕生ストリートなっている。不思議なことにビートたけしのセリフに字幕が付いているからには、オリジナル版でも日本語をしゃべっていたのだろうけれど、なぜなのだろう?
一応続編も作れるような終わり方になっていたが、果たして続編はあるのだろうか?私はどっちでもいいが、アメリカでは出だしの興行成績があまりよくなかったようだ。