隠居日録

2016年(世にいう平成28年)、発作的に会社を辞め、隠居生活に入る。日々を読書と散歩に費やす

さらば愛しき魔法使い

東川篤哉氏の「さらば愛しき魔法使い」を読んだ。本書は魔法使いマリィシリーズの三巻目。

本巻には以下の四編が収録されている。

魔法使いと偽りのドライブ
弁護士の犯罪
魔法使いと聖夜の贈り物
映画評論家の犯罪
魔法使いと血文字の罠
バーオーナーの犯罪
魔法使いとバリスタの企み
バリスタの犯罪

本書ではマリィと聡介が急接近して、二話目で聡介はマリィに苗字が欲しいと言われ(マリィには苗字がない)、三話目で婚姻届けに聡介が記入する羽目になるのだが、四話目でひょんなことからマリィのことが超スーパー科学雑誌の「マー」に載ってしまい、本巻のタイトルが仄めかすようにマリィは聡介に何も告げず、突然いなくなってしまうのだった。最後の部分は次のようになっている。

魔法少女マリィはこの街を出て行ったのだ。
そして、おそらく自分たちの国に帰ったのだ。
なぜか聡介は漠然とそのことを感じるのだった。

なので、このシリーズは多分本巻で終了なのだろうなぁ。だらだらと続けるよりも、その方がいいのかもしれない。