隠居日録

隠居日録

2016年(世にいう平成28年)、発作的に会社を辞め、隠居生活に入る。日々を読書と散歩に費やす

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

armbianのインストールで盛大にはまる

2018年の10月30日にNanoPi NEO2にarmbianをインストールし始めたのだが、初日から盛大にはまってしまった。書き込み用のイメージは月曜日にダウンロードしていて、「Armbian_5.65_Nanopineo2_Debian_stretch_next_4.14.78.img」がDebianの最新なので、これを…

秀吉の接待

二木謙一氏の秀吉の接待―毛利輝元上洛日記を読み解くを読んだ。この本を読む前にサブタイトルに「毛利輝元上洛日記を読み解く」に気付かず、秀吉側の視点に立った本だと思っていたのだが、実際はこのサブタイトルの通りで、毛利輝元側の視点に立った文書をも…

NanoPi NEO2+NAS kitがようやく届いた

以前秋葉原にNanoPi NEO2+NAS kitを買いに行ったのだが、店頭に在庫がなく買えなかった。それは一月半前の9月15日だった。prozorec.hatenablog.comその時は、本家に頼んだ方がよさそうだと思ったので、中国に発注したのだが、NAS kitを注文するところをボー…

日本人の9割がやっている残念な習慣

日本人の9割がやっている残念な習慣を読んだ。タイトルは今時の風潮を反映してか煽り的なタイトルになっている。わずか200ページ足らずだし、字が大きいので1時間半もあれば読み終わると思う。残念ながらこれで初めて見たというものはあまりなかった(あった…

兼好法師 - 徒然草に記されなかった真実

小川剛生氏の「兼好法師 - 徒然草に記されなかった真実」を読んだ。言わずと知れた徒然草の作者であるが、記憶が正しければ、私の若いことは吉田兼好という風に呼ばれていたと記憶している。しかし、本書のタイトルは兼好法師だ。なぜなら、兼好法師と吉田は…

T島事件 絶海の孤島でなぜ六人は死亡したのか

詠坂雄二氏の「 T島事件 絶海の孤島でなぜ六人は死亡したのか」を読んだ。リュミエールという映像制作会社のディレクターが本人も含めスタッフを6人連れて日本海の孤島にロケハンに出かけた。そこに案内した地元の漁師は翌日の昼に戻ってくる約束をして、島…

あだ名で読む中世史

岡地稔氏のあだ名で読む中世史を読んだ。タイトルから内容を「めずらしかったり、面白いあだ名がついている王侯貴族を切り口にして、中世の歴史を概観するような内容だろう」と勝手に想像して、読み始めたのだが、全然違った。本書はなぜヨーロッパに「あだ…

シネマの神は細部に宿る

押井守監督のシネマの神は細部に宿るを読んだ。本書は、押井監督が語り手となり、映画ライターと渡辺麻紀氏を聞き役にして、押井監督が好きなものという切り口で映画を語るインタービューをまとめたものである。押井監督が好きなものと言うと想像もつくだろ…

南朝研究の最前線

南朝研究の最前線を読んだ。日本史料研究会の「研究の最前線」シリーズの一冊で、近年の南朝研究の成果を紹介している。本書の初めでも述べられているが、南朝とは何とも捉えがたい存在だと思う。南朝が正統であるとされているが、実態は南朝は負け組であり…

探偵が早すぎる

井上真偽氏の探偵が早すぎるを読んだ。この小説も読もうと思っていたのだが、後回しになってしまい、そうこうしているうちに日テレ系で18年の夏からドラマが始まってしまった。テレビドラマを見る前に小説を読むべきだと思い、テレビドラマの方は録画してお…

NHKの番組表ウォッチサービスが終了するのでgoogle apps scriptで代替してみた

便利に使わせてもらっていたのだが、NHKの番組表ウォッチサービス終了のお知らせが発表された。b.hatena.ne.jp終了は2019年の1月31日ということだ。不定期で年に数回あるような番組を追っかけるのには最適なサービスだったので、終わってしまうのは残念だ。…