2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧
ピーター・ヘラーの燃える川(原題 The River)を読んだ。この作品は北上ラジオの第29回で紹介されていた。 ピーター・ヘラー『燃える川』の山火事の描写におののくぞ!【おすすめ本/北上ラジオ#29】 - YouTubeこの小説の主要な途上人物は非常に少なく、6人だ…
斜線堂有紀氏のゴールデンタイムの消費期限を読んだ。何の前知識もなく読み始めた。様々な分野から天才少年・少女がどこかの山奥の山荘に「レミントン・プロジェクト」のために集められてるところから物語が始まる。主人公の綴喜文彰は高校生小説家なのだが…
坂井豊貴氏の多数決を疑うを読んだ。子供のころから何かを決めるときには、最終的には選択肢の中から選んで投票し、多数を獲得したものを選ぶという事を何回も行ってきて、その正当性には別に疑問には思っていなかった。まれに、全会一致とか、3分の2以上の…
トーマス・C・フォスターの大学教授のように小説を読む方法 (原題 How to Read Literature Like a Professor)を読んだ。ここでいう大学教授とはアメリカの大学の英米文学科の教授のことだ。小説、あるいは物語の裏に一体どういう著者の意図があるのか?とい…
リニューアル後のYahooテレビ番組表はJSONデータを基にページを生成している。google apps scriptでも取得可能。取得したJSONデータ内には、囲み漢字があり、囲み漢字を普通の漢字に変換しようとしたら、codePointAtではまった
押井守監督の押井守の映画50年50本を読んだ。1968年から2017年までの間の映画から原則1年に1本5を選んで、その映画に関して押井監督が語るという内容の本。押井監督が語りたいと思うということが選択の基準でり、必ずしも優れた作品が選ばれているわけではな…
ユニティ・ダウの隠された悲鳴(原題 The Screaming of the Innocent)を読んだ。アフリカのボツワナのハファーラという村でネオという名の12歳の少女が行方不明になった。村人や警察が1週間かけて捜査したが、行方はつかめず、死体も発見できなかった。その後…
更科功氏の残酷な進化論を読んだ。本書は人体をメインテーマにした、進化にまつわる読み物だ。 タンパク質の捨て方 私達が食べる食物の中の有機物は、殆どが糖、脂肪、タンパク質である。このうち糖と脂肪が分解されると主に二酸化炭素と水になり、毒性がな…
彩坂美月氏の向日葵を手折るを読んだ。本書は北上ラジオの第30回目で紹介されていた。 彩坂美月『向日葵を手折る』は青春小説とミステリーホラーを見事に融合した大注目作だ!【おすすめ本/北上ラジオ#30】 - YouTube物語は、小学六年生の高橋みのりが山形…