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隠居日録

2016年(世にいう平成28年)、発作的に会社を辞め、隠居生活に入る。日々を読書と散歩に費やす

ラジオ文芸館スペシャル宮沢賢治生誕120年

日録 ラジオ

2016年の年末にNHK第一ラジオで放送していた「ラジオ文芸館スペシャ宮沢賢治生誕120年」をようやく聞いた。残念ながら、既に特設ページも削除されている状況であり、NHKは本当に一部の番組しかストリーミングで再配信していなくて、この番組も非該当ではある。番組の後半で桑島法子さんが朗読していた「永訣の朝」はすごかった。これだけでも聞く価値がある。

また、本番組中では「グスコーブドリの伝記」の最初の部分と終わりの部分を朗読していたが、実は私が最初に触れた宮沢賢治作品はこの「グスコーブドリの伝記」だった。たしか10歳前後ぐらいの時だったと思うが、当時民放のラジオで0時45分か50分ごろに朗読番組かラジオドラマの番組があった(これはネットしている曲の都合でその時間帯だったのかもしれない)。その中で、「グスコーブドリの伝記」を取り上げていて、ちょうど最後の所を聞いた記憶がある。その時は童話なのになぜ伝記なのだろうと強烈な印象を受けた。その番組を聞いたときはそれほど作品の内容には留意しなかった。というのも、前半の部分がわからないので、全体のストーリーがわからなかったのだ。後年文章で読み返したときに、何とも悲しい物語だと思った記憶がある。そして、この自己犠牲の精神はどこから来たのだろうかとも思った。

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