隠居日録

隠居日録

2016年(世にいう平成28年)、発作的に会社を辞め、隠居生活に入る。日々を読書と散歩に費やす

英語

学校では教えてくれない! 英文法の新常識

鈴木希明氏の学校では教えてくれない! 英文法の新常識を読んだ。私が学校で英語を学んだのはもう40年以上前なので、教えられたこと・覚えていることは今とはもうずいぶん違っているとは思う。 whomは使わない これは何となく気が付いていた。"Whom did you i…

英語の階級 執事は「上流の英語」を話すのか?

新井潤美氏の英語の階級 執事は「上流の英語」を話すのか?を読んだ。イギリス英語は落とし穴だらけ - 隠居日録を読んだときにも感じたが、イギリス英語はややこしい、というかめんどくさいと改めて感じた。階級により、使う単語、言い回し、アクセントが違う…

英文法を哲学する

佐藤良明氏の英文法を哲学するを読んだ。本書を読んで、今まで中学・高校で学んだ英文法の中のいわゆる5文型からどこかの時点で解き放たれるべきだったのであろうという事を強く感じた。何の前提知識のない子供にとっては5文型は十分有用なのだろうが、あれ…

日々翻訳ざんげ エンタメ翻訳この四十年

田口俊樹氏の日々翻訳ざんげ エンタメ翻訳この四十年を読んだ。この本は北上ラジオの第32回で紹介されていた。 田口俊樹『日々翻訳ざんげ』は最初から最後まで失敗だけの記録を綴った傑作回顧録だ!【北上ラジオ#32】 - YouTube田口氏の名前は昔聞いたラジオ…

世界の英語ができるまで

唐澤一友氏の世界の英語ができるまでを読んだ。英語の素となった言語は、現在のユトランド半島やオランダ・ドイツの北部沿岸地域で細々とつかわれた言語だったが、それがイギリスに根付き、現在では世界で最も使われる言語となっている。本書は「世界の英語…

英語のこころ

マーク・ピーターセンの英語のこころを読んだ。相変わらずいろいろ知らないことを発見した。 英語のism どうも私には英語の~ismという単語を見た時には、直観的に~主義に相当するものだと思い込んでしまうのだが、最近よく使われている英語ではこの対応が当…

ネイティブスピーカーの英文法絶対基礎力

大西 泰斗先生のネイティブスピーカーの英文法絶対基礎力を読んだ。当たり前なのだが、今までにNHKの英語番組で見た内容とほとんど同じので、復習というような読書となってしまったが、以下の2点が気付きだった。 倒置は感情 どうも私は倒置の文章に弱いとい…

イギリス英語は落とし穴だらけ

スティーブ・モリヤマ氏のイギリス英語は落とし穴だらけを読んだ。この前はてなブックマークを見ていたら、次のエントリーがあり、 はてなブックマーク - Chart shows 'what the British say, what they really mean, and what others understand' | The Ind…

マーク・ピータセンの図解英文法入門

マーク・ピータセンの図解英文法解説を読んだ。未だにたまに英語熱が発生して、英語を勉強したくなるサイクルがたまにやってくる。今年の夏も、大西先生が昔NHK教育でやっていたハートで感じる英文法のビデオが出てきて(存在すらすっかり忘れていた)、改めて…