隠居日録
青山文平氏の本売る日々を読んだ。本書は短編集で、「本を売る日々」、「鬼に食われた女ひと」、「初めての開板」の3編が収録されている。主人公は松月平助という本屋の男である。本と言っても、彼が扱っているのは「物之本」で、仏書、漢籍、歌学書、儒学書…
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