床の掃除をしようと思って掃除機のスイッチを入れたら、最初は動いていたのに、急に動かなくなってしまった。ちょっと前から調子が悪くて、これはそろそろまずいかなと思っていたのだが、とうとう今日ダメになってしまったようだ。使っていたのはツインバード製のTC-E123SBK。調べてみたら、楽天で2014年の2月に買ったので、約3年でダメになったということだ。
しかし、掃除が完了しないと困るので、内部を分解してみた。たいていこういう不具合は、ケーブルの断線とか、接触不良だろうから、中を開けてみれば何かわかるかもしれないと思たのだ。
ねじを外して、爪を折らないように注意して、パカリと本体を二つに分離した。内部を見てみたが、明らかにおかしいところはないようだ。しかたがないので、恐る恐る電源プラグをコンセントにつないで、掃除機のスイッチをオンにしてみた。何も起きない。ケーブをちょっとゆすってみる。そうすると、モーターが動き出した。ということはやはり、ケーブルの断線がくさい。とりあえずモーター自身は大丈夫そうなので、組み立ててみた。
ところが、この組み立てが結構手こずるのだ。本体にはめ込まれている2つの部品にバネがついていてるので、おさまりが悪く、この二つの部品を外して仮組しても、爪がぱちりとはまってくれない。どうにかこうにか組み立てて、もう一度電源を入れてみたが、もう動かない。
それで、再び内部を開けて、というような作業を数回繰り返すうちに、電源ケーブルの根元の辺りが断線しているような感じがしてきた。そこで根元の辺りを5センチぐらい切って取り除く外科的手術を試みた。こうなると本当にこの掃除機は暫定的にしか使用できないが、とにかく今日の掃除を完了させることが重要だ。こんな改造手術は真似しないように。
電源ケーブルの根元の辺りを切り、残った部分の両側の被覆をはがし、はんだで接続した。接続した部分は熱収縮チューブで覆った方がいいのだろうが、そのようなものはないので、手元にあったガムテープで覆っておいた。そして、また苦労して組み立てて、電源を入れてみると、今度はちゃんと動いてくれた。
早く新しい掃除機買わなきゃ。