隠居日録

隠居日録

2016年(世にいう平成28年)、発作的に会社を辞め、隠居生活に入る。日々を読書と散歩に費やす

放課後はミステリーとともに

こちらは東川篤哉氏の鯉ヶ窪学園探偵部の別シリーズで、主人公は霧ヶ峰涼だ。NHK FM青春アドベンチャーで放送されて、何度か聞いていたので、ラジオのストーリーは覚えていると思っていたのだが、いくつか記憶違いをしていた。

石崎先生は最初から探偵部の顧問だったと思っていたが、一話目の「霧ヶ峰涼の屈辱」で顧問の依頼をされていた。また、霧ヶ峰涼が女子高生であることはラジオでは冒頭で明かされていたと持ったが(音声なので声を聴けば男か女かはすぐわかるので、誤って記憶していたと思う)、小説と同じタイミングで女子高生であることが明かされていた。

また、3話目の「霧ヶ峰涼と見えない毒」と4話目の「霧ヶ峰涼とXの悲劇」はドラマ化されていないストーリーだった。「霧ヶ峰涼とXの悲劇」に登場する池上先生のキャラクターは結構気に入ってしまった。

霧ヶ峰涼の放課後」で最初に煙草の煙のシーンがあるが、いくらなんでも、そんなに大量の煙は出ないと思う。